山手の風だより ~校長室の窓から~
2024.05.10
この空の先の戦火がやむことを願って
若葉が風にゆれる、気持ちのよい5月です。私はよく空を見上げるのですが、雲が流れている様子を見ると、この同じ空のもと、戦火にある人たちはどんなだろうか…と思います。
今ニュースでは、ガザでの休戦協定が進みそうな中でも、市内への空爆が続いているとの報道があります。遠いところの戦争と思いがちですが、実は私が今立っている地面と“地続き”(海の下にも海底地面が続いていると考えれば)で起きている戦火、私が今見ているこの空の“空続き”のもとで起きている戦火。決して遠い世界のことではない、決して他人事ではないはずの戦火が止むよう、空を眺めながら祈るばかりです。