山手の風だより ~校長室の窓から~
2024.10.18
ノーベル平和賞が決まって
10月11日、ノーベル平和賞を「日本被団協」が受賞することが決まりました。半世紀以上にわたる被爆者自身の平和への願いと地道な努力がようやく認められた、といえます。私たちの学校でも高2が長崎を毎年訪れ被爆体験を直接にうかがっていますが、年々被爆体験を話してくださる方の高齢化、減少がいわれています。
そんな中、今回の受賞のニュースでも被団協の方と一緒に映っていた「高校生平和大使」。毎年、全国からの高校生20数名が大使となりジュネーブ軍縮会議に出席したり、国連に核廃絶の署名を届けたり、被爆者の代理として語り部もしているそうです。被爆地に居住しない者、体験のない中高生、だれもが平和の大切さを発信する当事者にならないといけないのだと、しみじみ感じました。
昨年度の高2校外学習で奉納した千羽鶴