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いつも一緒にいる友達だけでなく、学年全体がまるで姉妹のような、かけがえのない友が沢山できた6年間でした。廊下ですれ違えば声を掛け合い、互いの違いを知りながら共に成長した仲間だからこそ、横浜雙葉の友達は家族の次に、私を安心させてくれる存在です。(Tさん)
中高時代に、友人たちと支え合いながら部活動や行事に熱中した経験は、かけがえのない財産です。横浜雙葉の生徒は誠実で明るいので、部活動や行事も精一杯取り組む人が多いです。このような環境に身を置けることこそ、横浜雙葉の最も良いところだと感じています。また、多くの時を共にしてきた友人たちとは今でも定期的に集まっています。今は、それぞれ環境が違いますが、顔を合わせれば一瞬で中高時代に戻ったかのような安心感があります。そんな友人たちに出会えたことが本当に幸せです。
また、横浜雙葉の校舎はいつも光が差し込んでいて、明るい雰囲気です。毎日通うのが楽しみになるような校舎でした。教室から見える風景を今でも思い出して、中高時代を振り返ることもあります。この学校で過ごした6年間は、本当に輝いていたと思います。これからの人生においても忘れることのない思い出です。(Hさん)
学年内の仲がすごくよかったことが印象的です。私自身勉強や、部活のことで悩んだことがありましたが、部活以外の同学年の友達や部活が一緒だった友達に本音を打ち明けられることができ、親には言いづらいことでも親身になって相談に乗ってくれたりしたので、大きな支えになっていました。現在でも高校の友達とは連絡を取り合ったり、定期的に会ってそれぞれの現状を話したり、大学に入ってからの悩みを打ち明けあったりしています。(Sさん)
何事に対しても真面目に取り組む生徒が多く、また愚直に努力することを温かく受け入れてくれる友人や先生方に恵まれた6年間だったと思います。学業や部活において、苦手なことがあっても、そのことをオープンにして安心して周りに助けを求めることができる環境でした。よい意味で自分の弱さをさらけ出すことができるということは、実はとても恵まれていたのだと、卒業から間もないですが実感しています。(Kさん)
私が横浜雙葉に通ってよかったと思うことは、何でも語り合える友達ができたことです。六年間、さまざまな行事や学校生活を通して楽しい思い出に溢れていますが、時に意見が衝突する場面もありました。そのとき、本音で語り合った仲間だからこそ、今でも信頼し合う友達となりました。それは私の一生の宝物です。(Kさん)
横浜雙葉で良かったと感じることは、信頼できる友達ができたことだ。部活動では、仲間と切磋琢磨し、時に衝突しながらも友情を深めた。授業では疑問点を議論し学びを深め、試験前には問題を出し合い、お互いを高め合った。また、なかなか家族に言えない悩みも、信頼できる友達に相談し乗り越えることができた。中高6年間を横浜雙葉で共に過ごすことができ、恵まれていたと思う。(Yさん)
私が今感じる横浜雙葉の良いところは、いつも味方でいてくれ尊敬できる友人に出会えることだ。大学が忙しくて会えない時でも友人たちとはどこかで必ずつながっていて、会えたときはすべてを忘れるぐらい楽しく、悩み事があれば誰よりも先に横浜雙葉時代の友人に相談しようと思える。球技大会や運動会では仲間と共に涙し、文化祭では意見は言い合っても仲間として大切に思い、大学受験前には切磋琢磨し互いを応援しあった。私の中高の思い出には友人がいなければできなかったことがたくさんあり、輝いていた友人の姿は今でも覚えている。精神的に成長する時代を、個性豊かな友人と手厚く面倒を見てくださる先生方と、勉強や部活を頑張ることのできる環境がある横浜雙葉で過ごせたことは、私にとって大きな意味があったと感じている。(Tさん)
先生方と生徒の距離が近く、どんなに些細な悩み事でも相談できます。いつも親身に相談に乗ってくださることで、私たちも毎日楽しく過ごすことができました!(Sさん)
私には、高1の頃から進路のことや勉強の事など、色々相談に乗ってくださった先生がいらした。進路選択で失敗した私に道をひらいてくださったのも、国立の推薦を受けると決心したきっかけも、その先生でした。もし先生と出会えていなかったら今こうやって自分のしたいことができる道に進めていないと思うと、この奇跡にも、先生の優しさにも、感謝しています。
横浜雙葉の先生はとても親身に、そして生徒一人一人に向き合って対応してくださいます。人生を左右する中高時代に素敵な先生方と出会えて幸せでした。(Kさん)
共通テストを失敗してしまった私は、急遽国立の志望校を変更することになったのですが、その際に親身に進路相談に乗ってくださった先生や、突然のお願いだったのにも関わらず快く過去問の添削を引き受けてくださった先生、学校で勉強している自分に応援の言葉をかけてくださった先生など、高3の入試前は本当に多くの先生方に支えてもらいました。(Kさん)
学ぼうと思えばどこまでも深く追求し、学びを深めることができる環境が整っているところだと思います。どの科目においても、質問をすれば快く答えてくださる先生方がいらっしゃいますし、勉学に励む友達も得ることができるので、互いに切磋琢磨し合い、モチベーションを保つことができます。もちろん、どの先生方も友達も素敵な人ばかりで、学校を卒業してからその温かさに気づきました。この学校で得た思い出は、私の宝物です。(Mさん)
先生方も友人も大らかで優しく、一人一人の主張を尊重してくださいます。もちろん時には厳しいですが、それも思いやりがあってこそです。心身ともにのびやかに成長できる環境に恵まれ、私自身も今でも心から満足しています。(Oさん)
私にとって横浜雙葉は、なにか苦しいことがあった時や悩んだときに帰りたくなる場所であることです。親身になって相談にのってくださった先生方と、辛いことも楽しいことも分かち合えるかけがえのない友達に溢れたあの空間は、どこにも代えられないと思います。
高校生になり進路決定に毎年悩むたび、忙しい中時間を割いて、気持ちに寄り添い話を聞いてくださった先生方に何度救われたか分かりません。生徒1人ひとりに真摯に向き合ってくださる温かさは、当たり前ではなかったのだと卒業して改めて感じています。(Iさん)
素敵な先生方に出会えたことがかけがえのない財産です。私のようなおてんば娘にもとことん付き合ってくれました。卒業してからふと、あの空間に戻りたいな、と思うことがあります。学生時代、先生にたくさん迷惑をかけた私ですが、いつ学校に遊びに行っても「ちゃんとやっている?大丈夫?」と温かく迎え入れてくださる先生方が大好きです。先生方はもちろんのこと、友達や部活動での先輩や後輩など、素晴らしい出会いがたくさんありました。私は自信を持って、横浜雙葉では最高の学園生活が送ることができます!と言い切ることができます。素敵な後輩たちが入学してくれることを祈っています!(Oさん)
横浜雙葉での学校生活で私は、毎日が楽しく充実した日々を過ごしていました。その中でも、私にとってかけがえのない経験となったのは部活動です。部活動を通して、本当に心を許せる仲間に出会うことができました。互いに高め合い、辛い時には支え合うそんな仲間に出会うことができ、私は幸せ者だなと感じていました。卒業した今でも、部活の同輩に会うとたくさん語りあい、中高時代を懐かしんでおり、部活動で出会った仲間は、卒業後も私の支えとなってくれています。そんな仲間に出会える経験が中高時代にできるのもこの学校ならではだと感じています。(Kさん)
私は中高6年間バレーボール部に所属していました。その6年間は私にとってとても充実していて、これからも忘れることのない日々になると思います。バレーボールはチーム競技であるため、部活の仲間とのコミュニケーションが最も重要でした。そのため、それが欠如してしまうと、何気ないことで部活動のメンバーと衝突することもありました。
私は高校3年生の引退前に足を負傷してしまい、今までの努力が無駄であったかのような気持ちになり、精神が不安定になってしまいました。しかし、そんな時もいつも隣にはかけがえのない同輩達がいてくれました。そのおかげで、私一人では越えられなかった壁も乗り越えることができました。最終的には、引退試合にも出場させていただくことができ、悔いなく終えることができ、その後の受験勉強も切り替えて取り組むことができました。私にとってバレーボール部で過ごした6年間は今までの人生で最も濃く、有意義な時間であったと確信しています。
皆さんも、辛いことや悲しいことで悩むこともあると思いますが、是非横浜雙葉でかけがえのない友人を作って、共に乗り越えて欲しいと思います。(Nさん)
私は、部活動を通して多くのことを学ぶことができたと思う。横浜雙葉の真剣に勉学に励みながらも、部活動にも一生懸命取り組むことができる環境はとても素晴らしいものだ。共に多くのことを乗り越え、目標に向かって努力してきた部活動の仲間はかけがえのないものであり、大切な財産である。横浜雙葉での学校生活で学んだ心得や経験はこれからの人生における様々な場面で活かすことができると思っている。また、横浜雙葉にはとてもあたたかい雰囲気があり、行事などでは一人一人が周りのことも考えながら行動していた。このような思いやりのある校風も横浜雙葉の魅力であるように思う。(Uさん)
私が考える雙葉のよいところは、「大学受験のための勉強にとどまらず自分の興味関心を深める視点を与えてくれる」ことだと思います。今から考えてみると、現在大学で関心を持って勉強していることの原点は雙葉での学びにありました。私は今文学部で中東・北アフリカの歴史を勉強していますが、そのきっかけになったのは中1の地理の授業で中東の多宗教国家レバノンについて習ったことや、高校の言語表現で「グローバル化」や「国民国家」について学んだことでした。是非雙葉に入って、疑問点を先生方に聞いてみてください。きっと大学受験で「満点が取れる正解」だけでなく、それが皆さんの暮らしている社会にどう影響を与えているのか考える切り口を提供してくれるはずです。(Tさん)
卒業し、いろんな人がいる世界に出て初めて、雙葉での学びがいかに素晴らしかったかを実感しました。例えば、大学の授業で、習ったことや考えたことをレポートに書きます。雙葉生は中高時代の6年間、講師の方をお招きしお話を聞き、その感想を書くということを何度も行ってきました。そのため、どのようにメモをとりながら聞けばよいかわかりますし、その話を自分の問題として考えることが無意識的に出来るようになっています。大学では、高度な内容の講義を受けてからレポートを書きますが、その際にしっかりと時間をかけて考え、より意欲的に自らの学びを深めることができているように感じます。それは雙葉の授業や、周りの友達がそのように考えることを当然のように行ってきたからだと思います。学びに対する姿勢を教えてくださった雙葉、そして雙葉の友達と過ごした環境が良かったと、卒業して身に染みて感じています。(Kさん)
生徒が他者に対する気遣いを自然にできることが横浜雙葉の特徴で、「雙葉祭で在校生が礼儀正しく親切に接してくれ、更に全体的に温かい雰囲気を感じることができた」という話はよく聞きますし、大学などでの横浜雙葉の卒業生の印象も良いようです。カトリックの学び:宗教の授業や行事がありますが、厳しく難しいようなものではありません。最も心に残っているのは、私達一人一人は多くの人から愛されており、だからこそ自分が持っている能力を磨き、世のため人のために尽くそう、ということです。私の場合はこの気持ちが、医師を目指す原動力になっています。(Yさん)
横浜雙葉の英語の授業は素晴らしいです。さらに、雙葉が選ぶ英語の教材にも無駄がありません。私は入学前まで全く英語をやっていませんでしたが、分かりやすい授業と楽しい教科書、頻繁にある小テストのおかげで英語が得意になりました。中学生の間で扱う教科書には、面白いキャラクターや面白いダイアログがたくさん出てくるので、特に楽しんで勉強できます。高校生になってからも、興味深い読み物をたくさん扱います。英語の小テストは高3までありますが、一般的な受験生向けの参考書を網羅するので、しっかりと勉強すれば大学受験対策にもなります。さらに、雙葉オリジナルのとても分かりやすい英語の教材もあります。もちろん、英語以外の授業や進路相談も素晴らしいです。しかし、英語は「とりわけ」素晴らしいです。(Tさん)
大学受験は今思い返しても辛かったです。私は中3~高2までの定期テストを共通テストの勉強に活用していました。先生が勉強の要点をまとめてくれている定期テストは、模試よりも良い復習材料になる時もありました。最後まで自分を信じて頑張ることができました。(Kさん)
10月の運動会で、高3が制服を着て円になり独特なステップをふむ「田毎の月」は、横浜雙葉に何十年も受け継がれてきた踊りです。変わっていく社会の中でも、変わらない芯の部分を大切にする横浜雙葉らしさが表れていると思います。運動会前にグラウンドで学年練習をしたことや、本番で皆感極まって泣きながらも踊りきったこと、一生忘れません。(Aさん)
文化祭などの行事や部活動は基本的に生徒主体で運営するため、先生のサポートを受けながら、社会の縮図を体験できる環境がある。主体的に参加すれば自信がつくし、力がつく。どんな行事にも生徒がとても熱心に取り組むので、年々団結力が高まり、たくさんの思い出ができた。また、自然とレベルの高い礼儀が身につく。個性を受け止め、潰さずに育ててくださる信頼できる先生方がいらっしゃる。(Hさん)
学校生活の中で印象に残っていることは、全力で取り組んだ球技大会と運動会です。横浜雙葉の球技大会や運動会は、運動の得意不得意にかかわらず、みんなが本気になって取り組める行事です。先生方も一生懸命応援してくださり、とても盛り上がります。仲間と共に汗や涙を流したことは、私にとってかけがえのない思い出です。(Hさん)
同じような価値観の仲間と出会い、他者の目を気にしすぎずのびのびと過ごすことができる素敵な環境が整っています。個々を伸ばしてくださる温かい学校です!(Sさん)
初めは、女子校じゃなくて共学が良かった。おとなしい子が多い印象で、私なんかが友達に馴染めるだろうか。そんな思いで入学しました。
同じクラス、同じ学年色、同じ教室、同じ学校で仲間と過ごすうち、個性を認めてくれる素晴らしい仲間たちに出会うことができました。自分の長所はとことん認め、それが素晴らしいと言ってくれて、自分の短所も認め、改善したいと思う私を応援してくれるそんな素敵な仲間がたくさんできました。
卒業してからも何かあると会って話したくなる、かけがえのない仲間に出会えます。ありのままの自分でいいんだ、そう思わせてくれる場所、それが横浜雙葉です。(Sさん)
私は横浜雙葉に入ってから初めてキリスト教に触れました。信者の方でもない限り、卒業以降も身近に感じられるものでは無いと思うので、キリスト教をひとつの価値観として大切にして頂けたら良いなと思います。(Sさん)
素敵な思い出が数えきれないほどあるため、横浜雙葉の良さを一言で表すのは難しいのですが、今回は「登下校」にテーマを絞ってお話ししたいと思います。
横浜雙葉学園の立地は、本当に贅沢なものです。学校のすぐ近くに、横浜山手聖公会や山手234番館など歴史のある建築物が立ち並んでいます。少し歩いたところに、港の見える丘公園やアメリカ山公園、横浜近代文学館、カトリック山手教会があります。
私の通学ルートでは、緩やかな坂を登って、石畳みの道を歩きながら歴史ある建築を眺め、懐かしい旧式の公衆電話の前を通り過ぎ、エリスマン邸の前の横断歩道を渡って学校に通っていました。途中で先生が何人か立っていらっしゃって、私たちに穏やかに挨拶してくださったのが印象に残っています。
外国人墓地の脇の道から見渡せる空や街並みは、季節や人の心によって、その表情を変えます。
希望に満ち溢れる日の朝は、空の水色がいつもよりも澄んでいるように感じました。元気があれば茂みの前で立ち止まり、ジャンプをして遠くにある富士山を見ようとしました。遠くに見える富士山は、眠い朝でも私を前向きな気持ちにさせてくれました。
少し疲れを感じる夕方に1人で帰っているときは、墓地の近くから見える、夕日に照らされた桜木町の景色に癒されました。黄昏時の、橙色と夜の闇色のグラデーションの雲を横目に見据えながら歩いているうちに、学校で友達や先生からもらった言葉を思い出して、口角が上がったまま軽やかな足取りで駅に向かうこともありました。
このように通学路はいつでも私を包み込み、様々な景色を見せてくれる場所でした。今でも心の宝箱に大切にしまっています。
通学路が好きだったのは、立地が良かったことだけが理由ではありません。学校自体が魅力的で、何度も通いたくなるような場所だったからです。どんなに素晴らしい路であっても、行く先で辛い経験をしてしまうなら、歩くのも嫌になってしまうと思います。私は恵まれたことに、学校には自分を待ってくれている仲間たちがいました。だから山手の丘も大好きな場所になったのだと思います。この環境を創りあげてくださった全ての方々に、心から感謝しています。
受験生の皆さん、素敵な学校との出会いがあることをお祈りしています。横浜雙葉学園への入学を検討される方は、ぜひ学校の周辺をお散歩なさってみてくださいね。私の力では書き尽くせなかった山手の情緒ある景観に包まれ、心がほぐれることと思います。(Mさん)
周りに優しく自分に厳しく、ひたむきに努力する方が多い環境で6年間過ごしたことは、私にとても良い影響を与えてくれていたと強く感じています。みんなのようになりたい、と一生懸命になっているうちに、何事にも頑張れるようになるだけでなく、自分からチャレンジしたいことを見つけることもできるようになりました。雙葉での生活で、自分の人生を自分の足で歩めるだけの力を身につけることができたのは私の財産です。(Kさん)
横浜雙葉で培った価値観は、本当に素敵なものだったことに気がつきました。また、大学に入って横浜雙葉で頑張った勉強がとても活かされていて、あの時頑張って良かったと思っています。(Kさん)
私は大学入学後、同じ意識を持って同じくらい本気で何かに向かって努力していくことの難しさを痛感しました。サークルは良くも悪くも自由であるため、みんなで一致団結して同じ方向に向かうのは本当に難しい。横浜雙葉にいた時は、修学旅行や運動会、学園の日など、さまざまな行事において学年みんなで一つの方向に向かって頑張ることができました。みんなに何かを呼びかけ、それぞれが当事者意識をもって自分のやることに取り掛かる学年の団結が忘れられません。この学校だからこそ感じられた瞬間だったように思います。(Kさん)
横浜雙葉では勉強以外のことが多く学べます。もちろん勉強は大事ですが、社会に出ると必要になる礼儀作法、協調性、相手を思いやる心など、人生において大事なことが授業や学校行事、そして友人や先生を通して学ぶことができます。これらのことが在学中に身についているという実感は少なく、受験生にとってもイメージがしづらいと思いますが、私は今、横浜雙葉で学んで良かったと実感し、横浜雙葉に感謝しています。(Oさん)
横浜雙葉の良いところは、当たり前のように礼儀やマナーが身につき、学校を出てからも役立つところだと思います。大学生になり、バイトを始めるにあたり、面接などでも敬語が自然と出てきますし、職場でも自然と礼儀作法をわきまえ行動できているようで、周りの方から褒めてもらえることが多いです。これは雙葉での日々の指導のおかげだと卒業して改めて感じています。(Kさん)
2024年寄稿
118回生 Sさん
2024年3月卒業 早稲田大学 先進理工学部在学中
私が初めて横浜雙葉を訪れたのは、小学6年生のときの学校説明会でした。そのときに感じた、学校全体を包む暖かで穏やかな雰囲気がとても心に残りました。実際に入学した後もその印象は変わらず、これが横浜雙葉の良さであると思っています。この良さは、部活動、行事、勉強といった、横浜雙葉での生活の多くの場面で実感できます。
部活動は、中高合同であるため、中学生のうちから高校生の先輩から良い刺激を受けることができます。私は、器楽部に所属していましたが、先輩方は楽器初心者の私にいつも丁寧に優しく指導してくださいました。私はその先輩方の姿に憧れ、自分にも後輩ができたときには、今まで先輩方にしてきてもらったように、後輩に接しようと思うようになりました。このようにして、横浜雙葉生の思いやりの心は、受け継がれていくのだと思っています。
横浜雙葉には生徒主体の行事がいくつもあります。私は特に球技大会や運動会が印象に残っています。練習中、時には意見が衝突することもありましたが、行事の準備から本番までを通して、クラス・学年の絆が深まるのを強く感じられました。また、自分から主体的に行動する力も個々人の身につく機会でもあると思いました。さらに、行き詰まったときや困ったときに、相談に乗って下さる先生方は、とても暖かく大きな存在です。
この先生方の存在は私にとって勉強面でも、とても大きな心の支えとなりました。普段の定期テストや勉強方法はもちろん、大学受験や進路相談まで、先生方は親身になって相談に乗ってくださいます。私は高校2年生、3年生の頃から幾度となく面談をしていただいていました。そのおかげで、自分の納得のいく進路選択ができたと思っています。自分の将来のことを決めるのは、不安なことばかりで一人で悩みこんでしまいがちかと思います。そんなときにいつでも優しく自分個人のために、真摯に向き合ってくださる先生方の存在は大きく、感謝の想いでいっぱいです。
横浜雙葉で過ごした6年間の思い出は、卒業後の今もなお、心の拠り所となっています。今、中学受験に励んでいる皆さんにも、中高での充実した生活が訪れることを、お祈りしています。
2024年寄稿
118回生 Yさん
2024年3月卒業 上智大学 文学部在学中
大学生活に慣れてきた今、ふとした瞬間に横浜雙葉で過ごした6年間を思い出します。中学受験期に文化祭を訪れた際、先輩方が優しく接してくださった姿に憧れを抱いたことや、駅から学校までの道のりを歩く時間が心地よく、自分にとって特別なものに感じられたことが、横浜雙葉を受験する大きなきっかけとなりました。そして、憧れだった横浜雙葉に入学し、この学校での経験があったからこそ、今の自分があると実感しています。
横浜雙葉での学校生活では、たくさんの人との出会いに恵まれました。中でも印象に残っているのは卒業生の方々との出会いです。LHRや総合活動の授業で卒業生の方が講演をしてくださる機会がありました。幅広い職種の方々が来てくださり、自分の興味のある分野を自然と見つけるきっかけになりました。その中で、卒業生の方々が現在どのような仕事をしているのか、この仕事に就くきっかけは何だったのか、どのような学生時代を送っていたのかといったお話は非常に興味深いものでした。講演後には、自分の将来について考えを巡らせたり、今の自分と向き合ったりする時間を持つことができました。中学生の頃から進路についてじっくり考える機会が自然とあったので、私は自分が学びたい分野の大学に進むことができたのだと思います。
6年間の学校生活では、勉強面や生活面で上手くいくこともあれば、悩みを抱える時期もありました。しかし、そんな辛い日々を乗り越えられたのは、友達や先生方の支えがあったからです。特に、高校2年生と3年生で担任をしてくださった先生には、大学受験期に大変お世話になりました。定期的に行われた面談では、進路や勉強に関するアドバイスだけでなく、楽しい話題も交えてくださり、面談が毎回楽しみでした。横浜雙葉の先生方は一人ひとりの未来を全力で応援してくださる温かい方々ばかりです。
受験期を乗り越えた先には、新しい出会いや可能性がたくさん待っています。皆さんが横浜雙葉に通うことになった際には、学校生活が充実し、実り多いものとなるよう心からお祈りしています。
2023年寄稿
117回生 Uさん
2023年3月卒業 東京大学 文科一類在学中
実は私は横浜雙葉が第一志望ではありませんでした。受験期に色々と紆余曲折があり最終的に横浜雙葉に通うことになった私ですが、卒業した今ではこの学校に通えて良かった、と心から思っています。
ここではその理由のうち、三つをご紹介します。まず一つ目は、丁寧なステップによって、将来をじっくり考えることができたことです。こまめに行われた日々の小テストでは大学受験へ向けての基礎力が培われました。それと共に定期的に進路ガイダンスが開かれ
たり、社会で活躍する卒業生を招いての講演会が行われたりと、学校生活の中で自分の将来について考える機会が多く用意されていました。それらを通して私は徐々に自分の興味の方向性を探っていくことができました。
二つ目は、明るく真面目な友人たちの存在です。彼女たちはしっかりと勉強に取り組みつつも、球技大会や運動会は全力で楽しみ、それぞれ個性を生かして学内外で活動していました。私は所属していた演劇部で大会に出場し、仲間と共にとても大切な思い出を作ることができました。
三つ目は、悩んだときに頼れる場所がいくつもあったことです。勉強・部活での悩みや 、精神的な辛さを抱え込んでしまったとき、親身に相談に乗ってくれる先生や友人、カウンセリングルームがあったことは、とても助けになりました。友人と共に苦しみを分かち合い、時には共に涙を流したあの日々は私にとって宝物です。彼らがいたからこそ、多感で悩みの多い時期を乗り越えられたのだと思います。
受験期の皆さんには辛いことが多くあると思います。しかし受験を乗り越えれば、楽しい日々と素敵な出会いが待っているよ、と中学受験と大学受験を終えた今の私は自信をもって言えます。もし皆さんが横浜雙葉に通うことになったときには、皆さんの学校生活が幸せに満ちたものとなるよう、心からお祈りしています。中学受験で学ぶことは、中学以降の勉強の基礎となり、科目によっては大学受験でも役立ちます。大変なこともあると思いますが、気負いすぎず、学問と楽しく向き合ってみてください!
2023年寄稿
117回生 Hさん
2023年3月卒業 慶應義塾大学 理工学部在学中
中学受験期、横浜雙葉の文化祭に訪れた私は、常に優しく接してくれた先輩方の姿にとても憧れたのを覚えています。クラブの体験では忙しい中でも生徒の方が一人ひとりに丁寧に説明をしてくれたり、道に迷っていたら「何かお困りですか?」と声をかけてくださったりと、たくさんの先輩方と関わる中で、私はこの学校に惹かれていったのだと思います。
今思うと、こうした他者を気にかける姿勢こそ横浜雙葉の“良さ”であり、代々受け継がれているものなのだと感じます。横浜雙葉に入学後、自分が受験生を迎える側になったときに思い描いたのは私が出会った先輩方の姿でした。さらに、実際に目の前で受験生と話す同じ部活の先輩、困っている様子の来客の方に積極的に声を掛けに行く友人、たくさんの周りの人に触発されて、私自身も心をこめて受験生に接することができました。
常に相手を思いやる心は、普段の学校生活でもたくさんの場面で意識させられてきました。例えば宗教や総合の授業。社会で弱い立場に立たされてしまう人々について学び、自分はどのように感じるのか、また何ができるのかを考えた日々は貴重なものだったと思います。奉仕活動で訪れた施設で自閉症を抱えた子どもたちと交流したとき、老人ホームで介護する側の話を聞いたとき、改めて相手を想って接することの大切さを実感しました。
また、同級生に刺激を受ける機会もたくさんありました。総合の授業から、考えるだけではなく実際に行動を起こして委員会を立ち上げた友人や、全国規模のプログラムに出て賞を受賞した友人を見て、私も自分のやりたいことを探そうと強く志すようになりました。さらに、部活動では互いに意見をぶつけ合うこともあり、新たな視点を得られたり、自分の意見を強く持つことの大切さを学んだりすることもありました。
横浜雙葉で過ごした6年は、もちろん大変なこともありましたが、良い仲間や先生方に囲まれ恵まれた環境でたくさんのことを得られた6年間だったと思います。今、受験勉強に励んでいる皆さんにも新たな環境で様々な出会いが訪れることをお祈りしています。