「すべての人に尊厳がある」というのがキリスト教の確信です。人は、今ここに生きる意味と価値がある。ですから、人はそれぞれ違うだけでなく、固有の役割と存在理由があります。生徒がその自分の役割を見いだしていくことが、本校の進路指導です。
中学3年間で学校生活を大切に過ごすことを通して注意深さを養います。進路選択が本格化する高校1年では、校外学習を行い、自分自身の奥深い声に耳を傾けます。これまでの自分の歩みをふりかえり、自分自身の本当の願いや役割を見分けるのです。進路は未来のことですが、進路を選択する自分にあるのは過去と現在だけです。その過去と現在をよく見つめることで、これからやってくる未来を、自信を持って待ち受け、進んでいく姿勢を作ることができるのです。さらに、ホームルームなどを通して学問や大学のガイダンスや模擬授業を数多く行っています。生徒はこれらに参加して、適切な進路を選択していきます。
教科教育は、中高6年間を2年ごとの3段階でとらえた教育課程編成になっています。中学1年と2年では学習習慣の確立をめざし、中学3年と高校1年では、高校までの基礎的な学習に取り組みます。そして、高校2年と3年では、生徒の進路に合わせ演習科目など幅広い選択科目が展開されます。 また、中学1年から定期的に学力テストを繰り返しています。学校内の定期試験だけでなく、全国規模での学力試験を通して、客観的な学力の定着を確認することができます。生徒は、こうした資料や経験をふまえ、自分の進路を見極めて大学進学にのぞみます。
外務省職員による
「高校講座」
卒業生による
「キャリアガイダンス」
中学校
中1 | 中2 | 中3 | |
国語 | 5 | 5 | 5 |
社会 | 4 | 4 | 4 |
数学 | 5 | 5 | 5 |
理科 | 4 | 4 | 5 |
音楽 | 1.5 | 1.5 | 1 |
美術 | 1.5 | 1 | 1.5 |
保健体育 | 3 | 3 | 3 |
技術家庭 | 2 | 2 | 1.5 |
外国語 | 6 | 6 | 6 |
宗教 | 1 | 1 | 1 |
総合 | 1.4 | 2 | 2 |
特別活動 | 1 | 1 | 1 |
※1 中学校では、半期だけに授業が開講される場合には、0.5としています。
※2 総合的な学習の時間には、校外学習の時間が含まれます。
高等学校
高1 | 高2 | 高3 | |||
国語 | 国語総合 6 |
現代文B 3 |
古典特講A ■1 |
現代文特講 3 |
言語表現B △1 |
古典B ■3 |
言語表現A ■2 |
古典特講B △3 |
基礎国語 △2 |
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地歴・公民 | 世界史A 2 |
世界史B ▽4 |
地理特講 ■2 |
世界史特講 ■4 |
地理B ▲4 |
日本史A 2 |
日本史B ▽4 |
倫理 2 |
日本史特講 ■4 |
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政治経済 2 |
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数学 | 数学Ⅰ 3 |
数学Ⅱ △4 |
数学B ●2 |
数学Ⅲ △6 |
数学文系特講 ▲3 |
数学A 2 |
数学スタンダード △2 |
数学理系特講 △6 |
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理科 | 物理基礎 2 |
化学 ▽4 |
物理 ■4 |
化学特講 ■▲4 |
物理特講 ■4 |
化学基礎 2 |
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生物基礎 2 |
生物 ■4 |
生物特講 ■▲4 |
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保健体育 | 体育 2 |
体育 2 |
保健 1 |
体育 3 |
|
保健 1 |
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芸術 | 音楽Ⅰ △2 |
音楽Ⅱ △2 |
書道Ⅱ △2 |
音楽特講 ■4 |
書道特講 ■4 |
美術Ⅰ △2 |
美術Ⅱ △2 |
宗教音楽 ●1 |
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書道Ⅰ △2 |
美術特講 ■4 |
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外国語 | コミュニケーション 英語Ⅰ 3 |
コミュニケーション 英語Ⅱ 3 |
英語会話 1 |
コミュニケーション 英語Ⅲ 3 |
英語表現Ⅱ 2 |
英語表現Ⅰ 2 |
英語表現Ⅱ 2 |
英語読解 ●1 |
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英語会話 1 |
英語特講 2 |
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家庭 | 家庭基礎 2 |
フードデザイン △2 |
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情報 | 社会と情報 2 |
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宗教 | 宗教 1 |
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総合 | 総合 1 |
総合 2 |
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HR | ホームルーム 1 |
ホームルーム 1 |
ホームルーム 1 |
※1 総合的な学習の時間には、校外学習の時間が含まれます。
※2 高等学校では、各学年ごとに、同じ記号がついた科目の中で選択して以下の単位数を履修することになります。
高1 △2単位
高2 ▽4単位 ■5単位 △4単位 ●2単位
高3 △6単位 ■4単位 ▲自由選択科目