山手の風だより ~校長室の窓から~
2023.08.11
真夏の空を見て思う ~ 平和について再び ~
真っ青な夏空に白い雲、その中に響くセミの声を聞くとやはり思い出すのは、間近となった8月15日のことです。その日から日本をふくめ世界は「平和を何よりも大切にする」との思いで努力してきた…はずです。しかし今も、ウクライナ、アフガニスタン、シリア、スーダンなど戦争・紛争が続き多くの命が奪われています。
私はかつて、留学先の国が内戦直前の時で、しばしば電力会社が爆破され停電になっていました。日常が脅かされる中で、平和が簡単なものではないことを肌で感じました。その時以来、「平和は守るものではなく、常に築くもの」と思っています。常に築いていかないと壊れてしまうのが平和なのかもしれません。
青い空を見ながら色々考え、そして15日を迎えたいと思います。