山手の風だより ～校長室の窓から～

　昨日は朝から雨。いつも元気に運動する生徒の姿が見られない…と中庭を眺めていると、あるものに気づきました。中庭を鏡のようにして、うっすら映る“逆さ校舎（東塔）”です。雨粒が落ちるたびに揺れる逆さ校舎に思わず見とれました。

　実は、ほかにも雨のおかげで別の発見が。校庭敷地の奥で雨空を見上げたら、背の高いビワの木に橙色の実がなっているのを見つけました。その瞬間、何だか心の中に笑みが。雨は苦手、と思いがちですが、いえいえ雨こそ発見の宝物。晴れもよし、雨もよし…です。