理事長【挨拶】
 
千葉理事長
横浜雙葉学園
理事長
千葉拓司
  この四月より、横浜雙葉学園の理事長の職に就任いたしました。微力ではございますが、学園創立の原点を忘れず、重責を果たしてまいりたいと思いますので、 前理事長と同様のご支援を賜りますようにお願い申し上げます。

  横浜雙葉学園は、1872(明治五)年に最初の来日修道女マザー・マチルドをはじめとする五人の修道女によって基礎が築かれました。以来140年以上の長い期間、横浜山 手の丘でシスター方を中心として経営が引き継がれてまいりました。
  その間には関東大震災や第二次大戦で二度も校舎を消失するという苦難もありましたが、しかし、そのつど学園を愛する多くの人々のお支えによって蘇えってまいりました。 このたびシスターからバトンを受け継ぐことになりますが、校訓「徳に於いては純真に、義務に於いては堅実に」という言葉に凝縮された学園の教育の精神はしっかりと受け継いで まいります。

  少子化をはじめとする日本の社会構造の劇的な変化の中で、教育を取り巻く環境も大きく変わりつつあります。また、政府の教育再生会議の方向性は、道徳教育の教科化など、 ミッションスクールにとって難しい試練ともいうべき内容も含んでおりますが、本学園がこれまで築いてきた子どもたちの心と命を守る教育を今こそ大切にしてまいりたいと思っております。 学園として、変えられるものと変えられないものとの識別を常に重ねながら、今後とも自律した女性の育成に取り組んでまいります。

  創立者マザー・マチルドは、97歳で横浜の修道院で亡くなる前に、自分の人生を振り返りながら、「私の人生は幸せでした。その幸せは幼きイエス会の学校に入学した時から始まった」 と語っています。本学園で学ぶ児童・生徒が、自分の人生を振り返る時に同じような思いを抱いてくれるような学校でありたいと願っております。
 
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